カブチ(与那国)

販売価格 1,100円
横幅 約11~13cm
高さ 約3cm
内側空洞部分の径 約6~7cm

ヤシの葉の一種である、クバと呼ばれる葉でつくられています。
中の芯もクバの葉です。
ウブルと同じ素材ですので、ウブルなどもご覧下さい。

カブチは元々、頭の上に荷物を乗せ運搬する時に使われていたものです。
適度なクッション性があり、蒸れにくく、ちょうど良かったのではないでしょうか。
今でもこの形が残り、作られていることがとても貴重に思えます。
クバ以外にも藁、アダンなどの他に、布を丸めたものも使われていたようです。
また中の芯と外の素材が違う場合もあります。
使う人が作っていたので、作り方も様々。今回入荷したものも編み方がちがいます。
たくさんあるとドーナツのよう、、、


また「沖縄の民具」上江洲 圴著 によると、運搬方法としては、頭上にのせる場合とひもつきのカゴを額にあてる場合がみられ、地域で分かれていたとのこと。沖縄本島の北部と奄美諸島でも北部では、ひもつきのカゴを額にあてる運搬方法が主流であり、その他の地域は頭上にのせる運搬方法が主流だったとのことです。
古い写真などでは女性が頭上に荷物を運ぶ姿しか見たことがなかったので、たまたま西表の星さんに訊ねてみると、
そういえば、、、男性2人で大きな荷物を女性の頭に載せたりしたっけ笑、男性はバランスをとれないから頭上で運ぶのを見たことがないなあ〜とおっしゃっていました。こんな話しも面白いですね。

広範囲で使われていたカブチは、与那国島での呼び方です。
沖縄本島ではガンシナが多く、竹富島ではカブシ、石垣島や波照間島ではツケ、ツケー。
奄美の沖永良部島ではハシ。徳之島ではカシリ、、、、と続きます。「沖縄の民具」上江洲 圴著より。

現在では鍋敷きとして、またスイカやメロンなどをおいておくのに使われたりしているそうです。
以前のものより穴が小さいので、小さな鍋やポットなど底が丸いものをお使い下さい。
また鉄鍋など火から下ろしたばかりのものは、焦げて黒くなりますのでご注意下さい。






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