丸めんぱ深 木曽春慶
¥10,550
約13cm(径) × 約7cm(高さ)
”めんぱ”といえば、地元ではこの丸型だそう。
2食分の白飯を身と蓋、両方に詰めて山に入ったりしたとのこと。
蓋の深さがあるため、中身が高くなっても気にせず使えるのがいいところ。
まとまってギュッと入っている感じがいい丸型です。
浅型よりひと回り小さく、少し深いので容量は同じくらいでしょうか。
春慶塗りで仕上げてあります。
透明感がありツヤがあります。
またフタ裏などに作業上必要な小さな穴が空いている場合がございます。
※漆の色は個々に違いがあります。
写真の色は光によってかなり変わってくるため、なるべく近い写真を中心にしていますが違う写真も参考にご覧下さい。
またお使いになる内に、透明感やツヤ、色が変わってきます。
在庫の写真もお送りできますので、お知らせ下さい。
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(木曽路の曲げものについて)
江戸から京都へ抜ける北ルートの中仙道。木曽路は現在の塩尻から中津川地方、宿の数も多い街道です。
良質の木材に恵まれた土地柄、その当時から曲げ物は親しまれていたそうです。
この地域で仕上げまで作られています。
江戸期からの姿を留めているかもしれません。
曲げものは色々な種類がありますが、漆で仕上げているものをご紹介いたします。
お弁当箱が気になるというときは、ぜひ一考下さい。
(ひのきの曲げもの)
ひのき、さわら、杉をそれぞれの特性を活かして成形されています。
ひのきは”粘り気”があり曲げものに適しているそうです。また平らな面にはさわらや杉が使われています。縫い合わせは桜の皮です。
漆塗りのわっぱ、弁当箱は扱いやすいのではないかと思います。保湿性にも適し、風合いや当たりの良さはひとしおです。接合部分や縫い合わせは漆も使い補強しています。
お好みの部分にはなりますが作業工程と重さなどを考慮し、塗りもトメもしっかり施しつつ仕上げすぎない軽やかさがあります。
”漆器をあまり使ったことがなくて、、” ”木の弁当箱ははじめて”という方で、もし迷われているようでしたら拭き漆の品は、細かところが気になりにくいと思うのでいいかもしれません。
(漆器のあつかい)
⚪︎柔らかい布やスポンジで水(湯)洗い又は(泡立てた)中性洗剤で必要以上にこすらず洗う。(少し浸けておくと汚れが浮いてくるので、洗いやすくなります)
⚪︎陶磁器よりは柔らかいため、別に洗うとよい。
⚪︎できるなら乾ききる前に拭くとよい。特に接合部分。
(傷などに気付きやすく、いいツヤを保てるため)
⚪︎なるべくなら長時間水に浸けておかない
⚪︎極度に乾燥状態が続くのは苦手です。
使って頂くのが何よりと思いますが、もし長期間使用しない場合は、紙などに包み箱に入れたりし保管しましょう。
⚪︎もし割れてきたり剥がれてきたりしたら、塗り直しの依頼もできますのでご相談ください。
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