茶碗かご 小
¥11,700
ふち周りの径/約28~29cm x 約20~22cm 高さ 約15cm
内側の高さ/ 約12.5~13.5cm
長野の根曲竹を使った小さいだ円型の茶碗かごです。
底が上がった作りなので、そうよばれているのでしょうか。
他の地方でも以前は土間や軒先など風通しの良いところに洗ったものを干しておくことが多かったようですね。
洗った野菜を置いておくなど便利だったのでは。
本体の編み方は一年ものでないと難しいとのことです。
側面は細かな編みのためしっかりしています。
底は通気性よく六角で、重さを安定させるため力竹が入っています。
上部のフチはしっかりさせるため一本を割って固定。間には細いあけびで囲ってあります。
赤い色の根曲竹は、こちらも地域でとった竹にぐさ(竹に似ているという意)の木の幹を煮て鉄分を加えるとこの色が出るそうで、根曲竹をこの色で煮るのだそうです。
色もその時々で違いますが、良い色合いです。
小さいサイズですが深さが少しあるので、湯のみなら2つ重ねられます。
小ぶり大ぶり混ぜてのものなら写真のように5つ並べていっぱいでした。
大ぶりなものや余裕があるのは4つ並べかなと思います。
底は全くの平らではないので、倒れて困るものは避けた方がいいと思います。
物入れとしてもとても便利です。
DVD、CD、葉書などの整理にもよいですし、お菓子やお茶の袋類。調味料などの小瓶入。野菜の保管に。
石鹸や薬入れ。などなど。
布製品もよさそうですが、ひっかかりがないわけではないので、繊細なものやニット系のものは布をひくといいと思います。
玄関先や戸棚の中など、置く場所も変えやすいです。
この辺りで竹細工といえば、根曲竹細工を指すそうです。
雪の重みで真竹は耐えられないのだそう。
志賀高原の根曲竹はまずは春先に特産でもある食用の根曲竹を採ってから、あとで竹細工用のものを採るのだそうです。
粘り気があり強い。竹細工を作っていて、素材として”かわいい”のだとか。
作り手の方がそんな風におっしゃるのを初めて聞きました!
素材に対しても愛着があるのですね。
根曲竹も使い込むうちにだんだんと黄色みが増して飴色になっていきます。
独特のツヤも出て、またいい感じです。
変化をぜひお楽しみいただけたらと思います。
根曲竹細工には、節や黒ずみのあるところがございます。
また割れや細くなっているところなどもございます。
竹の色は変わっていきますので、写真の色と異なる場合もございます。
編む場所により、ねかした竹を使ったりします。
また作り手により多少編み方など違ってまいります。
ご希望がございましたら、遠慮なくお問い合わせ下さいませ。
ご使用中は、風通しの良い場所が好ましいです。
特に長期の保管には湿気の少ない風通しの良いところがオススメです。また箱や紙などにはあまり包まない方が良いかと思います。
軽く洗ったりした際には、吊るすなどしてよく乾かしていただくと良いでしょう。
日々お使いでしたらそれほど気になさることはないかと思います。
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