またたび 浅ざる小
¥8,050
約22~23cm × 8~9cm(高さ)
福島県の奥会津地方のまたたびで作られた浅ざるです。
正方形の底から立ち上がって丸みのある形に編み上げています。
物入れとしてお使い頂いたり、水仕事にももちろんお使いいただけます。
ちょっとした収納になる大きさです。
9cmくらいのお皿とハンカチを入れてみました。
薄くてやわらかくとても軽いものですが、とても丈夫です。
水仕事などでお使いになるうちに、また陽に当たるうちに飴色に変わっていきますので、
その辺りも楽しんでいただけたらと思います。
また他の編み組みと同様、節や黒ずみのあるところがございます。
作る方によって編み方などが違うこともあります。
在庫など気になる場合はどうぞお問い合わせ下さいませ。
またたび細工は、スポンジや亀の子たわしで洗って頂くこともできます。
使用後は乾かしておくことをおすすめいたします。
寒ザラシのときのように引っかけて吊るしておいてもいいですね。
かける紐が付いているものもございますが、ないものもございます。
何より使って頂くのが一番良いかと思います。
フチには、補強のため2種類の植物が使われています。
外側からはみえない内側には、地元でふうごと呼ばれる植物が使われています。
外側のフチは、どの植物でなければということではなく近くにあるものを。
とはいえ種類の違うちょうどよい材料を用意するのは、大変なことでもあると思います。
またたび細工は、奥会津の村々で雪深くなる農閑期の手しごととして受け継がれてきました。
真竹が少なかったことから、かねてより様々な植物が用いいられてきました。
村ごとに特徴があるというわけではなく、作り手の方によってもフチのかかり方などが違います。
またたびを使ったざるやかごも昔からつくられてきたものですが、
大きなものが主流だったようです。
しなやかな風合いをお楽しみ頂けたらと思います。
在庫あり