今は辞められてしまったそうですが協会の会員だった方が、駒込に来る度に気にかけて下さり話をすることがありました。
全国大会や夏期学校などにもずいぶん参加されてきたそう。
その方が「外村さん(外村吉之介)に会われたことはなかったですかー」ととても残念そうで、
「外村さんが着ていた服のね。。」とか、昨日のことのように話されている様子にハッとしました。
店を始め間もなく、今も変わらずですが民藝や柳宗悦の考えを深く学んだわけでもなし、
古い本や図録、雑誌民藝もですが眺めては自分なりに今日と結びつけようとしていた頃。
それまでは何か本の中のあるいは民藝館に収めてある品々から受ける学びのようなものでしたが、
やっぱり身近な周りの人が伝えていくものなのだな、と思わされました。
民藝という言葉、考え、捉え方が生まれて100年。
どんなに直に聞いてみたいと思っても創立当初の方々には会えない。
その後の世代の方々にももう会えない。
この先民藝はどうなるの?と思うこともあるけれど、今多方面で活動されている方々や本質をいつも考えている作り手の方々の中に息づいていると思うと力強い。
それから民藝?と聞いたことのない方にも非言語の何かが自然と波及しているのでは、と感じる時もあってよし!と思ったり。